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フリーソフトで作る小規模グループウェアーサーバー|TurboLinux7Serverを利用した内部用サーバーの構築と運用15|webalizerの導入

webalizerの導入

Webalizerはlinuxディストリビューションの通常インストールの状態でインストールされていることが多いのでここでは実際に解析するための設定をご説明します。

・webalizerの解析結果を出力するためのディレクトリをweb公開している場所に用意する。

[例] /var/www/html/webalizer/

・/etc/webalizer.confを修正(修正すべきところのみを記述します。)

LogFile /var/log/httpd/access_log.1.gz (ローテーション済みのlogを解析)
OutputDir /var/www/html/webalizer/ (解析結果の出力先)
HistoryName webalizer.hist
Incremental yes (数の増えていくlogを解析可能にする)
IncrementalName webalizer.current
PageType htm* (解析対象のファイルを指定)
cgi
php3
pl
php

・下記のwebalizerの実行スクリプトを/etc/cron.daily に作成(一日一度定期実行)
[webalizer.sh]

#!/bin/sh
/usr/bin/webalizer

・作成したスクリプトファイルの属性を755に変更(実行可能な権限にする)

#chmod /etc/cron.daily/webalizer.sh

※アクセス解析はlogrotateのタイミングで内容が更新されることになります。たとえばデフォルトのweeklyでログのローテーションをしているとカレントログファイルがローテートされるのは1週間おきになります。毎日ログ解析がしたいなどの場合は/etc/logrotate.confの設定を修正し、望みどおりの解析結果が得られるように設定を変更してください。

また、ローテーション済みのログファイルを解析する理由は、現在使用中のlogファイルを解析するとタイミングによっては解析されないログができてしまうため、ローテーション後の確定したログファイルを解析するほうが確実だからです。

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