富士通F9190RT3というメディアコンバーターを使用しています。
このメディコンは100BASE-TXと100BASE-FXの変換機器ですが、このメディアコンバーターの仕様で少しハマったことがありましたので、メモとして残しておきます。
通常ネットワーク機器においては機器と機器を正常に接続すればリンクランプが点灯するという常識を基に作業をしていたのですが、点くはずのリンクランプがいつまでたっても点きません。
いろいろと試した結果、このメディコンは下図のようにメディコンを挟んだ一対の機器同士で通信が確立できないとリンクランプが点かないということが判明しました。
【スイッチングハブ1】
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【メディコン】
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光ケーブル
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【メディコン】
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【スイッチングハブ2】
スイッチングハブ1とスイッチングハブ2の通信が確立されて初めてLINKランプが点くようになりました。
上記仕様はメディコンがリンクダウンしたら他回線にルーティングをするというようなネットワークの冗長化構成をとる場合に必要な仕様なのだと考え少し納得。メディコンの機能についてあまり詳しく知らなかったため、知っている人にとっては当たり前のようなことでどっぷりとハマってしまいました。他のメディコンは数種類しか知りませんが、同様な仕様をもつものもあるようですね。修行不足でした。
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