Windowsにはあらかじめ標準機能として検索機能が実装されていますので、ファイルを探す場合にはそこそこ便利なのですが、検索窓に語句を入れて検索するという作業は必要ですし、XP以前のWindowsでは検索窓を出すのにさらにひと苦労しないといけません。
そこで、今回は今現在開いているフォルダ内のファイルやフォルダーをすばやく検索できる方法をご紹介したいと思います。
フォルダ内のファイルやフォルダーをすばやく検索する
検索したいファイルやフォルダの名前が分かっている場合、フォルダを開いている状態でそのまま名前を入力することで自動的にフォルダ内のファイルやフォルダが検索されます。
▼フォルダを開いた状態
半角のアルファベットや数字の名前を持つファイルやフォルダはそのまま直接入力で頭文字から入力して検索します。
▼「i」を直接入力してみるとiの頭文字のファイルに移動します
▼「v」を直接入力するとvの頭文字を持ったフォルダも検索できます
ちなみに日本語のファイル名も日本語変換機能を使って日本語を入力することで検索することができます。
▼日本語を入力してみるとこのように日本語変換画面が表示されます
▼「日」の日本語変換が確定すると日の文字をもつファイルが検索されました
この検索方法は同じフォルダに非常にたくさんのファイルやフォルダがある場合に威力を発揮します。
たとえば、ゴミ箱に入れてしまったファイルやフォルダを一発で探したい場合やシステムフォルダやプログラムフォルダ内の必要ファイルの検索、フォルダ分けされていない日付の名前がついたデジカメ画像ファイルを探す場合などに便利です。
Vista以降のバージョンのWindows OSにはエクスプローラーの右上のところやスタートボタンをクリックしてすぐのところに検索窓があり、非常に検索がやりやすくなっていますので、あまり必要性が感じられないかもしれませんが、他の余分なフォルダを検索しないため検索時間の短縮ができることと検索窓に移動して文字を打つというワンステップが省けますので、意外と重宝したりします。
一度お試ししてみてください。
おまけ
この検索機能は頭文字だけでなくファイルの一番先頭の文字から入力するのであれば何文字でも入力(システム上の制限はありますが)して検索することができますので、ファイル名がすべてあらかじめわかっていればそのままファイル名を入れていただければOKです。
ただし、直接入力で検索する場合は、最初の文字を入力して一定の時間がたつと再度最初の文字を入力したと判断されてしまい、別のファイル名が検索されてしまいます。
直接入力で検索する場合は短い時間に続けてキーを打つ必要がありますのでご注意ください。
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