リージョンフリーDVD

マルチリージョン（リージョンフリー）DVDプレイヤー

このコンテンツでは日本で販売されているリージョン2以外のリージョンコードを持ったDVD（主に北米リージョン1）を日本国内で再生して鑑賞できるDVDプレイヤーの情報などをご紹介しています。

管理人一家（特に子どもたち）は海外旅行の時に現地で買ったDVDやAmazon USAで購入したスポンジボブやDORAなどの子供向けアニメをよく見ます。そのためにリージョン1を再生できるプレイヤーなどの情報をまとめ、覚え書きとして公開しています。

DVDプレイヤーのマルチリージョン（リージョンフリー）化のためのファームウェアの変更やリージョンフリー設定値の入力はある程度のリスクを伴います。リスクを負えない場合は、こちらなどで紹介されている最初からマルチリージョン化されているDVDプレイヤーの購入を強くオススメします。

万が一、当サイトの情報を用いた結果、何らかの障害がDVDプレイヤーに起きたり、DVDプレイヤーをマルチリージョン（リージョンフリー）化することが出来なくても、責任は負いかねますのでご了承願います。

当コンテンツの内容が少しでも訪れていただいた皆様のお役にたてば幸いです。

リージョンって何？

リージョンコードとは、DVD DiscやBlu-ray Disc（ブルーレイディスク）などを販売する地域（リージョン）別に割り当てられた地域情報です。ソフトと利用するプレイヤーのリージョンが一致しないと再生できないよう制限され、販売者が地域ごとに内容、発売日、価格を調整することが可能となっています。

リージョンコードによる再生制限

リージョンコードは、それぞれのコードが割り振られた地域に住んでいる人が輸入版ソフトを購入することにより、映画の興行収入が減ることを防ぐため、映画業界の要望によって導入されました。

Blu-ray Disc（ブルーレイディスク）のリージョンコード

当初、ブルーレイにはリージョンコードはありませんでしたが、DVDと同様に映画会社の強い要望によって3つの地域に分割されてしまいました。ただ、地域の制限を設けないリージョンフリーでも作成できるため、すべての地域で再生可能なソフトを作成することもできます。そのため、2008年上半期の時点で発売されたソフトのおよそ2/3のソフトはリージョンフリーで作成されています。

日本は韓国、マレーシアなど他のブルーレイ生産国と同様に米国と同じリージョンに属するためDVD-Videoとは異なり米国製ソフトの輸入版を再生することができます。

地域別リージョンコード

当サイトのテーマであり、これまで苦労してきた北米版の映像ソフトを見るときのリージョンによる再生制限は事実上なくなりました。これからは特別なプレイヤーを用意しなくても、今後新しく購入する北米版Blu-ray Disc（ブルーレイディスク）映像ソフトを視聴することができますので、大変喜ばしいことです。

DVD Discのリージョンコード

DVD Discのリージョンによる再生制限は日本国内で販売されず、ソフト販売者の利益をまったく侵害しない（ソフト販売者にとっても増益となる）リージョン1のDVDソフトも再生できないため、正規にDVDソフトを購入した者にとって不利益な制限となっています。

地域別リージョンコード

日本と欧州は同じリージョンですが、日本はNTSC、欧州はPALと映像規格が違うため、日本で欧州向けのDVDの再生はできないことがあります。

なお、リージョン0（リージョンフリーもしくはリージョンコードの1から6までのすべてのコードが付けられているもの）のDVDで映像規格が同一であれば再生が可能です。

法的問題

オーストラリアとニュージーランドでリージョン制限の無効化について自由貿易協定を侵害しているとしてリージョンコードの法制化が検討されています。日本でもプレイステーション2がリージョンフリーであったことが問題となったため、以後のバージョンでは2とALL以外のDVDは再生できません。

以上から、日本ではDVDプレイヤーをマルチリージョン（リージョンフリー）化する行為は、グレーゾーンとは言われていますが、法規制がされていないため違法ではありません。

参考文献：リージョンコード – Wikipedia | Blu-ray Disc – Wikipedia