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フリーソフトで作る小規模グループウェアーサーバー|TurboLinux7Serverを利用した内部用サーバーの構築と運用17|MSaccessを用いたPostgreSQLデータベースODBC接続|Windows98編

この記事の目次

Windows98編

必要なファイル

・postdrv.exe(PostgreSQLのODBCドライバ)

・psqlodbc.dll(日本語利用のためのダイナミック・リンク・ライブラリ)

・psqlodbc.reg(レジストリ登録用ファイル)

・Jet40SP6_9xNT.exe(MicrosoftJet4.0データベースエンジン サービスパック6)

※Jet4.0をインストールしなくてもドライバ自体は動作しますが、バージョンが古いと「データの競合」などのメッセージが出て編集できない場合がありますので、なるべく設定時点での最新版をインストールすることをお勧めします。

ドライバ等のインストール

PostgreSQL ODBCドライバのインストール

・まずpostdrv.exeを実行してください。インストーラーが起動しますので、指示に従ってインストールを進めます。

・最初の[This will install PostgreSQL ODBC Driver v6.50.0000. Do you wish to continue?]の問いには「はい」で答えます。

・次は[Next]をクリックしてください。

・その次はドライバマネージャーをインストールするかどうか聞いてきますので、真ん中のラジオボタン(Install Driver Manager)を選択し、Finishをクリックしてください。

・無事にインストールが終了すると[Driver installation completed successfully.]と表示されますので、OKをクリックして終了します。

PostgreSQL ODBCドライバの日本語対応とレジストリ登録

・psqlodbc.exeを実行します。

Microsoft Jet データベースエンジンにサービスパックを適用

・Jet40SP6_9xNT.exeを実行します。

PostgreSQL ODBCドライバの設定

・[コントロールパネル]→[32bitODBC]を開き、[ODBC Data Source Administrator]を表示させます。

・[UserDSN]設定メニューの中のAddボタンをクリックします。

・PostgreSQLデータソースを選択し、完了ボタンをクリックします。

・完了ボタンをクリックするとすぐに[PostgreSQL ODBC Driver (psqlODBC) Setup]ダイアログボックスが開きますので、設定項目の説明に従い設定してください。

・PostgreSQL ODBCドライバSetup内容↓。設定後、[Save]をクリックし、終了。

設定項目入力内容の説明設定項目入力内容の説明
Data Source任意の名前Description任意の説明書き
DatabasePostgreSQLで使われているDB名
ServerサーバのIPアドレスPortPostgreSQLのポート番号(デフォルトの値が入っているので、特に変更していない場合はそのまま)
User NamePostgreSQLの管理者ユーザアカウント名PasswordPostgreSQLの管理者ユーザアカウントのパスワード

MS Accessの設定

・新規にskyboard用AccessDBファイルを作成し、[ファイル]→[外部データの取り込み]→[テーブルのリンク]を開き、ファイルの種類で[ODBC Database ()]を選択します。

・開いたダイアログボックスの[Machine Data Source]のタブをクリック後、[ODBC Microsoft Access セットアップ]で設定したデータソース名を選択し、[OK]をクリックします。

・編集対象のテーブルを選択し、[OK]をクリックします。

・編集するレコードの識別設定です。連番のように必ずそのデータが特定できるフィールドがあればそのフィールドのみを選んで設定すればいいですが、そうでない場合は複数のフィールドを選択し、編集レコードを特定できるように設定してください。

・無事設定されるとリンクされたテーブルが作成されます。

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