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下記のリセッター付き詰め替えインクを利用してMP610のインクカートリッジを詰め替えてみました。実際に記事中で詰め替えを実施した機器はMP610ですが、MP600でもまったく同一の手順です。
ELECOM キャノンインクジェットプリンタ BCI-7e 9BKカートリッジ専用インク+リセッター 4回詰め替えタイプ(ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック顔料) THC-MP610SETN | ||||
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インク詰め替えの実施手順
「インクがなくなった可能性があります。」の警告表示が出ましたので、プリンターのふたを開けてインクカートリッジを交換してみようと思います。
▼警告表示。マゼンタが×になっています。
▼MP610のふたを開けたところです。インクの無くなったマゼンタが早い点滅でインクの残量が少ないイエローは遅い点滅をしています。
インクの無くなったインクカートリッジをはずす
インクの無くなったマゼンタをはずします。
リセッターを使う
▼説明によると一番最初にリセッターを使うことになっています。インクの注入後だとインクがたれますのでメーカーの説明は非常に順当な手順です。
リセッターを使う時はガイドにインクカートリッジを乗せて上から押してICチップのリセットをかけます。一回一瞬赤く光った後、連続して赤く点灯状態になったらリセット終了です。
カートリッジに穴を開ける
付属のギザギザの付いた青いキャップのような器具をCanon純正カートリッジの場合はpushと書いてある丸いマークの上側にあてがい器具が下側になるように平らな場所に置きます。
▼生半可な力では穴が開かないので、カートリッジに手のひらの付け根を乗せ、体の体重を真上からかけて穴を開けます。
▼開いたところ
穴あけ器具を取って、インク補充用のベースに取り付けます。
インクを注入します。
インクボトルの注入口をしっかりと奥まで挿し、あせらずにゆっくりと注入をしてください。入れすぎると下からあふれますので、ほどほどに。説明書によると一旦スポンジくらいまでの高さまで注入し、2分ほど放置してから減った分は補充せずにセットしてくださいと書いてあります。
▼注入完了して、カートリッジをセットするとプリンターのモニターがインクが満タンになったことを知らせてくれます。
▼セット後のカートリッジの状態。マゼンタが点灯状態になりました。
▼ついでにイエローも同じ手順で補充して満タン状態になりました。
インク詰め替えの際の注意事項
穴あけ時に出るゴミを取り除く
インクカートリッジに穴をあけたときにカートリッジについているフィルムのカスを取り除くか、中にちぎって落としてしまわないとこのカスフィルムが邪魔してインク注入時にインクがあふれてしまうのでご注意を。
▼こんな感じで細い棒のような物を使って取り除いてください。
インク補充用ベースにインクがこぼれたらふき取っておく
インク補充の時に使うベースにカートリッジからこぼれたインクが溜まっていることがありますので、インクカートリッジ一つ取替えごとに掃除をしましょう。
▼底のシリコン板でインクの流出を防いでいます。ここが汚れているとカートリッジのインクの吐き出し口が汚れてしまうので、色が混ざることを避けるためにもこまめに掃除しましょう。
インクが無くなってからインク補充をする
あたりまえの話なんですが、ついでに全部のインクカートリッジのインクを補充しておこうなんて思ったのが大間違い、カートリッジのスポンジ部分ではないほうの部屋のインクタンク部分に少しでもインクが残っていると・・・ご推察のとおり、穴あけ時に大惨事になってしまいます。管理人と同じ過ちは皆さんは犯さないでくださいね。
以上簡単に説明しましたが、慣れるとかなりのスピードで作業ができるようになりますので、皆様も超低コストの写真印刷を存分に楽しんでくださいね。
ELECOM キャノンインクジェットプリンタ BCI-7e 9BKカートリッジ専用インク+リセッター 4回詰め替えタイプ(ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック顔料) THC-MP610SETN | ||||
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