この記事の目次
友人のMP980を触らせてもらいました。今回もMP610/600で可能だったサービスモード(メンテナンスモード)がこの機種でも使えるかどうか試してみました。
Canon インクジェット複合機 MP980 | ||||
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お約束ですが、もし、当サイトの情報を用いた結果、何らかの障害がプリンターに起きても、責任は負いかねますのでご了承願います。
サービスモード(メンテナンスモード)起動手順
▼ストップ/リセットボタンを押したまま電源ボタンを押す
▼両方のボタンを押したまま5秒程度待つ
▼電源ボタン押したままストップ/リセットボタンからいったん指を離す
▼ストップ/リセットボタンを2回押す
▼電源ボタンから指を離す
▼液晶画面にメッセージが表示され、電源ランプが点灯状態になったらサービスモード(メンテナンスモード)起動完了。
※多少時間がかかりますので、気長にお待ちください。(といっても数分です)
上記操作でサービスモード(メンテナンスモード)の起動ができることを確認しました。その後の機能確認は自分が所有している機器ではありませんので、遠慮させていただくことにしました。
MP980もサービスモード(メンテナンスモード)の起動手順はこれまでの機種と同一でしたので、過去のキャノン MP610のサービスモード(メンテナンスモード)の検証でご紹介したMP610の手順を転載しておきます。もし、この記事を見て動作確認等をされた方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をご提供いただけたらと思います。
▼以下MP610の手順(たぶんMP980でも大きな変更はないと思われます。)
サービスモード(メンテナンスモード)の機能
※もし、印刷を伴う機能を利用する場合はサービスモード(メンテナンスモード)起動後、作業に入る前に給紙切り替えボタンを押して紙が給紙できる状態にしておいてください。
また、各機能を利用する時はIdleという文字列が表示されている時にコマンド入力の操作をしてください。
1.レポートAの印刷
染料インクおよび顔料インクで文字列およびカラーパターン印刷
▼ストップ/リセットボタンを1回押す
電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
▼電源ボタンを1回押す
2.レポートBの印刷
顔料インクでモノクロ文字列の印刷
▼ストップ/リセットボタンを2回押す
1回目で電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
2回目でエラーランプ(オレンジ)消灯、電源ランプ(緑)点灯。
▼電源ボタンを1回押す
3.プリンター内部情報の初期化(廃インクタンクカウンターリセットは未検証)
※実機での検証ができていませんので、実際の効果は不明です。申し訳ありません。
▼ストップ/リセットボタンを3回押す
1回目で電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
2回目でエラーランプ(オレンジ)消灯、電源ランプ(緑)点灯。
3回目で電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
▼電源ボタンを1回押す
5.出荷地域(仕向地域)設定
▼ストップ/リセットボタンを3回押す
1回目で電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
2回目でエラーランプ(オレンジ)消灯、電源ランプ(緑)点灯。
3回目で電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
4回目でエラーランプ(オレンジ)消灯、電源ランプ(緑)点灯。
5回目で電源ランプ(緑)消灯、エラーランプ(オレンジ)点灯。
▼電源ボタンを1回押す
▼上記操作後、設定したい地域にあわせて下記の表の回数だけストップ/リセットボタンを押す。
0 —— 設定なし
1 —— JPN(日本)
2 —— KOR(韓国)
3 —— USA(アメリカ合衆国)
4 —— EUR(ヨーロッパ)
5 —— AUS(オーストラリア)
6 —— ASA(アジア)
7 —— CHN(中国)
8 —— TWN(台湾)
9 —— LTN(ラテンアメリカ)
10 —– BRA(ブラジル)
11 —– CND(カナダ)
12以上 – 設定なし
▼電源ボタンを1回押す
サービスモード(メンテナンスモード)の終了
▼電源ボタンを1回押す
【留意事項】
・終了時に給紙途中の状態にある場合は、次回起動時に自動的に排紙されます。
・上記の3.プリンター内部情報の初期化をかけると、次回起動時にヘッド位置調整が必要となります。
MP980まとめサイト
コメント
こんにちは。
参考にさせていただきました。
私も、PM980を使用しており、先日、警告が表示されました。
廃インク吸収体は清掃していませんが、リセットを先に試みようと、本ウェブを参考に実施しました。
ところが、リセットができません。
サービスモードへは入れましたが、カウンター印刷するため、「電源を1回押す」とありますが、押下すると電源がOFFになってしまいます。
プリンター内部情報の初期化についても、オレンジと緑(MP980は青色?)のランプは変化ありません。
再度、プリンタの電源をONにしても警告は消えませんでした。
本文中、「▼以下MP610の手順(たぶんMP980でも大きな変更はないと思われます。)」とありますが、別物かと思われます。
何か良いアドバイスがあれば、教えていただきたいと思います。
MP980は、サービスモードに移行後、サービスツールソフトを起動させて動かさなくてはいけない様です。
上記サイトをご参考下さい。
S.Nさま、ムラカミさま、ご訪問とコメントどうもありがとうございます。お返事遅くなり大変申し訳ありません。
メンテナンスモード起動後の「ストップ/リセットボタン」の押し下げは試されましたでしょうか。この手順がないと設定値が本体に入力されないと思われます。
「ストップ/リセットボタン」を押しても同様の場合には、MP980はコメントをいただいたムラカミさまのおっしゃるように本体のみで設定ができず、サービスツールを利用してメンテナンスモードを設定する仕様の製品になっているかもしれません。
一度ご確認くだされば幸いです。