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マイクロソフトエクセルにはさまざまな数を数える関数が用意されていますが、その中でもあまり一般的ではないけど知っていると重宝する関数をご紹介したいと思います。
データが入っているセルのみを数える関数
セルの内容は無視し、空白セル以外のセルの数を数えます。
入力必須ではない項目のなかにどれだけのデータが入っているか件数を数えるための関数です。アンケートの集計のときなどに便利です。
=COUNTA(範囲)
なお、これとは逆に空白のセルの数を数えたい場合は、
=COUNTBLANK(範囲)
という関数を使います。
○の数など記号とかを数える関数
エクセルで出欠表などの表を作る場合に、出席予定者に○をうったりするときがあるかと思いますが、こういう場合に便利な、記号の数を数えることができる関数をご紹介します。
=COUNTIF(数えたい範囲,”○”)
他にバリエーションとして、
ほかの記号を数える場合
=COUNTIF(数えたい範囲,”数えたいほかの記号”)
の様にすると、簡単な成績表モドキもつくることができます。
ある条件を満たしたセルの合計を数える関数
最後に条件に沿ったセルの合計を求める関数をご紹介します。
=sumif(条件範囲,条件,合計範囲)
この関数はエクセルの一覧表の中で、条件に合ったセルの合計を求めます。
たとえば、家計簿の「食費」、「光熱費」、「交通費」、「雑費」などの項目の欄を条件範囲とし、条件に”光熱費”と入れて、合計範囲にその項目の金額欄を指定すれば、光熱費の項目の金額を集計することが出来ます。
▼参考サイト
sumif関数は
指定した条件に一致したセルについて
そのセルに対応するセルの合計を表示する
関数です。
以上です。エクセルの関数は全部を覚える必要は無く、必要なものを数個から十数個知っていれば結構便利に使うことが出来ます。
皆さんもお試しくださいね。
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