スポンサーリンク

アクセスで同一構造のテーブルを結合する方法

エクセルで月ごとに入力されたデータなどをアクセスで加工する場合に、それぞれの月のエクセルファイルのデータをインポートして各月1つのテーブルを作成してアクセスで使うのは意外に使いづらいです。

今回はアクセスにインポートした月ごとのテーブルを結合して1つのテーブルを作る方法をご紹介します。

結合したデータを入れるテーブルを作る

エクセルファイルからインポートして作成したテーブルをコピーし、名前をつけて貼り付けます。このときに貼り付けの設定で「テーブル構造のみ」を選んでOK。

作成した新規テーブルにクエリでテーブルを追加する

クエリのデザインビューで新規で作成したデータをまとめるテーブルに追加したいテーブルを選択して追加します。

選択したテーブルのフィールド一覧の中から*マークを下のクエリ条件にあるフィールド欄にドラッグアンドドロップします。

上のツールバーにある「クエリの種類」アイコンをクリックしてリストから「追加」をクリックします。

「追加」ダイアログボックスが表示されますので、新規で作成した追加先のテーブル名をプルダウンリストから選択してOKボタンをクリックします。

最後にツールバーの「!」マークのアイコン(クエリの実行)をクリックして新規テーブルへのデータ追加が完了します。

データの追加後は特にメッセージは表示されませんので、クエリを保存せずに終了して念のため新規テーブルにデータが追加されているか開いて確認をしてください。

以上の手順でテーブルのデータ全てが新しいテーブルに追加されるようになります。

データ量が少なければエクセルファイルの状態のときにデータを切り貼りしても同じことができますが、データ量が多くなればなるほど作業効率が落ちてしまいます。

アクセスのテーブルデータの結合は最初は少し大変ですが、慣れればエクセルファイルを切り貼りするよりもはるかに短時間で処理ができますのでおすすめです。

コメント