e-TAXで平成23年分の医療費控除の確定申告を電子申告しました

e-TAXで確定申告

今年も確定申告の時期がやってきました。毎年のことですが取り掛かるまでは腰が重いです。

新規の方は過去の記事も一通り参考にご覧ください。

e-TAXで平成21年分の医療費控除の確定申告をしてみました。
e-TAXで申告した平成21年分の医療費控除の修正申告をすることになりました。
e-TAXのサイトで平成22年分の医療費控除の確定申告を電子申告しました

さあ、それでは実際に確定申告をしてみましょう

この記事でご紹介しているパターンは給与のほかに収入のない源泉徴収済みのサラリーマンの医療費控除の申告です。

注意

・毎年の注意点ですが、e-TAXでの確定申告時はブラウザはIEを使うようにしてください。これを忘れると途中で一からやり直しとなりますのでご注意ください。

・申告中に計1回の公的個人認証カードの読み出しがあります。(平成22年分の申告時より読み込みの回数が1回減っています)

・ポップアップブロックははずしておいてください。

・事前に申告年の源泉徴収票を用意しておいてください。

・カードリーダーのドライバーのインストールと電子申告用のソフトウェアーは事前にインストールし、あらかじめ再起動をしておきましょう。

以上が注意事項です。上記を把握しておくと申告がスムーズに完了します。電子申告に必要なソフトウェアーのインストールについては後ほど本文中でご説明をします。

なお、公的個人認証カード用カードリーダーはさまざまなタイプのものが出ていますので、ご自分の住んでいる自治体の公的個人認証証明書入り住民基本台帳カードにあったカードリーダーをご用意ください。

SONY製のカードリーダーが電子マネーのEdy(エディ)も読めるFelica対応でお勧めです。

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e-TAXを利用した確定申告の手順

※似たような画面の場合は一部22年分の申告時の画像を流用していますのでご承知おきください。

e-TAX確定申告のページを開きます。

▼「個人でご利用の方」の「既にe-TAXをご利用の方」にある確定申告書を作成するボタンをクリック
01e-taxトップ

▼作成開始をクリック
02作成開始画面

▼電子申告(e-TAX)を選ぶをクリック
03電子申告選択

▼電子申告を行う際の確認事項(準備編)のページで内容を確認し、「このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、すべて確認済みです。」のところの確認済みのチェックボックスをクリックするとすべてのチェックボックスにチェックが入ります
04必要環境の確認

▼電子申告を行う際の確認事項(準備編)ではページの内容を見ながら下部までスクロールしていき、問題がなければ次へをクリック。

※この電子申告を行う際の確認事項(準備編)画面中に電子申告に必要なソフトウェアーが全てインストールできるリンクが掲載されています。

PCに必要なソフトがインストールされてない(今まで申告に使ったことの無いPCを使っている)場合は各種ソフトウェアーのインストールをここで全て済ませてください。

また、ソフトウェアのインストール後はソフトを正常に動くようにするためにいったん再起動をしてください。再起動を済ませていないと申告書の送信の際にカードリーダーから公的個人認証証明書が読み出せずにエラーとなってしまいます。
05確認してOK

▼利用者識別番号をお持ちの方をクリック
06利用者識別番号の入力

▼利用者識別番号と暗証番号を入力して情報検索ボタンをクリック
07識別番号と暗証番号の入力

▼検索結果を見て適宜訂正等を行ったあと、次へをクリック
09情報の確認

▼所得税の確定申告書作成コーナーをクリック
11申告書作成選択画面

▼年末調整済みの給与所得が1ヶ所の方をクリック
12給与所得のみを選択

提出方法の選択では「e-taxにより税務署に提出する」を選んで生年月日を入力の上、次へ

▼次に、事前手続きの確認メッセージが表示されますので確認のうえOKをクリック
事前手続きの確認メッセージが表示されますので確認のうえOKをクリック

▼給与所得の入力

源泉徴収票から数字を拾って入力します。この画面の下部に医療費控除の入力ボタンがありますので、医療費控除の一覧表を作成の上、次にすすんでください。
14源泉徴収表の内容の入力

※画面下部の医療費控除入力ボタンをクリックすると医療費控除の入力画面が表示されます。その画面で医療費の明細を入力することにより、証拠書類の提出が省略できますので医療費の明細についてもれのないよう入力してください。

▼電子証明書等控除の適用確認の画面

今までにe-taxによる電子申告によって控除を受けたことがない場合は「OK」、控除を受けたことがある場合は「キャンセル」を押してください。
電子証明書等特別控除の確認画面

入力内容及び計算結果確認の画面で問題がなければ次へをクリック

▼住民税等入力は該当がなければそのまま次へ
15そのほかの入力項目

▼表示されている住所を確認して、1月1日の住所と記載の住所を確認して該当のラジオボタンをクリックしてください。その後、還付先の

口座名等の情報を入力して次へをクリック
16住所氏名等の入力

▼送信準備画面では送信前の内容確認をしてください。確認後、ICカードをICカードリーダライタに挿入して「入力終了(次へ)>」ボタンをクリックしてください。
17申告前の内容確認

▼確認が出来たら次へ
18内容確認後に次へ

▼ちなみに申告内容を確認せずに次にすすむとエラー画面が表示されます。「送信前の申告内容確認」をしてください。
19内容確認をしないとエラー画面が出る

▼利用者識別番号などを入力します。
20送信準備

▼ここで画面下部にある入力データ保存をクリックして保存をしないとエラー画面が表示されます。
21入力データを保存しないとエラーが出る

▼データ保存をクリックし、この画面から申告書データを保存しておくようにしてください。修正申告の際にこのデータがあると非常に楽に修正申告をすることができます。
22申告書データ保存画面

入力とデータ保存が済んだら次へボタンをクリックしてください。

※ブラウザがInternet Explorer以外で申告をしているとここから先へは進めません。

▼公的個人認証カードの証明書の読み込みです。認証局サービス名が「公的個人認証サービス」になっていることを確認して次へをクリックしてください。
23申告書送信前に公的個人認証証明書の確認

▼パスワードを入力します。
24パスワード入力

▼電子証明書の内容確認です。次へをクリックすると電子署名が行われます。
25電子証明書の内容確認

▼利用者識別番号と暗証番号を入力して申告用のデータを送信します。
26利用者識別番号と暗証番号の入力

▼受信通知確認ボタンを押して登録内容を確認します。
27受信通知確認をする

ここまでくればもう一息ですがんばって!

▼税務署が申告データを受け付けました。保存をクリックすると後で確認が出来ます。パソコンにファイル保存する場合はダウンロードをクリックしてファイル保存してください。
28申告書データの受付確認完了

▼送信した送付書の印刷をします。
29送付所などの印刷

▼送信後の各種確認がこの画面で行えます。
30送信後の確認事項

▼確定申告の電子申告完了です。お疲れ様でした。
31e-tax電子申告完了です

▼最後に念のため電子申告のデータを保存しておきましょう。

データ保存をしていないと下記のようにメッセージが表示され注意を促してくれます。
e-tax電子申告完了後のデータ保存のメッセージ画面

以上で電子申告完了です。

電子申告は入力は手間ですが、添付書類を郵送することなく、全てネット上で手続きが完了します。

初めての方は「電子証明書等特別控除」が受けられることがメリットで、今年度は4000円に金額が減ったものの、通常の課税基礎額から4000円が控除されるのではなく、税額から4000円を控除してもらえる(平たく言うと、初めての方はe-taxで電子申告をしさえすれば確実に4000円が戻ってきます)のでe-taxによる電子申告をまだやっていない方はぜひやってみるべきだと思います。

また、実際の確定申告の期間より前に申告データを送信することが出来ますので、確定申告期間前に確定申告を済ませてしまうことが出来ます。還付金の返還も非常にスピーディですので、ぜひ一度お試しください。

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