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フリーソフトで作る小規模グループウェアーサーバー|TurboLinux7Serverを利用した内部用サーバーの構築と運用5|各種設定

この記事の目次

各種設定

・GUI画面

ファイルを編集するときは目的のファイルのアイコン上で右クリックして、メニューからエディタを起動して編集をした後、上書き保存してください。また設定ファイル中の行の頭に;や#などがついているのは注釈文とされているものなので、設定を有効にする際には削除してください。

なお、コンソールでの設定作業中に表示される#はrootユーザーでの作業、$は一般ユーザーでの作業を指します。

※セキュリティ確保のためにroot権限でしかできない作業のみrootで作業し、その他は一般ユーザーで作業するように心がけましょう。

apacheの設定

・[/etc/httpd/conf/httpd.conf]を編集

ブラウザでの初期読み込みファイルの拡張子設定

<IfModule mod_dir.c>
DirectoryIndex index.html index.php index.php3
</IfModule>

・phpバージョン4の有効化とskyboardのphpファイルの拡張子php3を有効にする設定

# And for PHP 4.x, use:
#
AddType application/x-httpd-php .php .php3
AddType application/x-httpd-php-source .phps

・一般には見せたくないディレクトリのアクセス制御

<Directory /var/www/html>
Allowoverride Limit
</Directory>

上記設定の後、アクセス制御したいディレクトリに.htaccessという名前でファイルを作成

[.htaccess]
order deny,allow
deny from all
allow from [アクセスを許可するIPアドレス]

※参考
apache[httpd:httpデーモン(デーモンとはwindowsでいうサービスです)]の再起動コマンド

#/etc/rc.d/init.d/httpd restart

PHPの設定

[/etc/httpd/php.ini]を編集
PHPとPostgreSQLを連携させます。

extension=pgsql.so

PHPとMySQLを連携させます。

extension=mysql.so

PHPからの認証許可

register_globals = On

※phpをアップデートするとOffに設定されるので、注意!なお、現在では一般的にregister_globals = Onの設定はセキュリティ上推奨されていません。

PostgreSQLの設定

PostgreSQLの管理者アカウントにパスワードを設定

#passwd postgres

入力すると設定するパスワードを2回聞いてきますので、任意の同じパスワードを入力します
PostgreSQLがapacheで使えるようにユーザーの作成をする

#su – postgres
$createuser nobody

質問をされますので、2回ともnで答えてください。

[/var/lib/pgsql/data/postgresql.conf]を編集
tcpip_socket = true
silent_mode = false

MySQLの設定

TurboLinux7にはバグがあり、インストール初期状態ではMySQLとPHPの連携ができていないので、一度MySQLを起動した後に下記のコマンドを実行しリンクを張る。

#ln –s /var/lib/mysql/mysql.sock /tmp/mysql.sock

mysqlを管理するLinuxユーザーアカウントにパスワードを設定

#passwd mysql

入力すると設定するパスワードを2回聞いてきますので、任意の同じパスワードを入力します

mysqlデータベースのroot管理者にパスワードを設定

#/usr/bin/mysql
mysql> SET PASSWORD FOR root@localhost=PASSWORD(‘任意のパスワード’);
mysql>exit;

パスワードの設定されていないデフォルトユーザーを削除

#/usr/bin/mysql –u root -p
Enter password:任意のパスワード
mysql> USE mysql;
mysql> DELETE FROM user WHERE password=’’;
mysql> exit;

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