フリーソフトで作る小規模グループウェアーサーバー|TurboLinux7Serverを利用した内部用サーバーの構築と運用19|skyboardのインストール

skyboardのインストール

CD-ROMにskyboardのファイルがあると仮定して進めます。CD-ROMをドライブに挿入し、コンソールを開いてください。

・CD-ROMのマウント

#mount /mnt/cdrom

・skyboardのディレクトリに移動

#cd /mnt/cdrom/skyboard

・ユーザーをpostgresに変更

#su – postgres

・ユーザーpostgresのカレントディレクトリを変更

$cd /mnt/cdrom/skyboard

・postgres.shの実行

$./postgres.sh

・データベース名を聞かれますので、何もいれずにenterキーを押せば、データベース作成が完了

Name your database.(default:masters) ->

・root(スーパーユーザー)に戻る

$exit

・root.shの実行

#./root.sh

・webのルートディレクトリを聞かれますので、/var/www/htmlを指定

Where is DocumentRoot of Apache? -> /var/www/html

・rootのホームディレクトリに移動

#cd

・CD-ROMのマウントを解除

#umount /mnt/cdrom

CD-ROMを取り出して終了です。

※apache webサーバーのルートは/var/www/htmlですので、インストールがすべて完了したらIndex.htmlを作成してskyboardディレクトリにリンクを張ってください。

以上でサーバー及びskyboardのインストールは終了です。この時点で自動起動の設定は済んでいますので、再起動をかけても設定はそのままで起ち上がります。設定を有効にするため、再起動をしてください。

再起動後、ブラウザでサーバーのIPを入力して動作確認してください。[設定したIP]/skyboardでskyboardのlogin画面が表示されれば成功です。skyboardの環境設定等は書籍やwebを参照してください。

また、サーバーは通常テキストモードで運用しますので、再起動をかけるか、コンソールから

#init 3

を実行してテキストモードにしてください(init 5でGUIモードに移行した場合)。

※init 3でランレベルを変更してテキストモードにした場合は変更後に必ずexitでrootユーザーをlogoutさせてください。つい忘れてしまいがちです。再起動、ランレベル変更後もブラウザで動作確認することをお忘れなく。

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